【就活】公務員と民間企業どっちが良いの?元公務員が知っておいてほしいこと!

悩むビジネスウーマン

※本記事は、広告主様とのタイアップを含みます。

人生の大事な転換期である就活。この記事を開いてくれたみなさんは、

「公務員と民間、どちらがよいか」

で迷っていらっしゃるのではないでしょうか?正直かなり迷いますよね。。

かつお

公務員と民間企業、どちらを目指すか…
こだわりがないなら公務員のほうが楽そうかな?
残業も無いって聞くし。

ちち

初めての就活で、公務員と民間企業のどちらを目指すか迷うのは当然です。
そんな就活生の皆さんに、元公務員である私が知っておいてほしいことをお伝えしていきます。

目次

こんなイメージがあって悩んでいたり、迷っていたりしませんか?

公務員になったら…
  • 定時に帰れる
  • 土日が休み
  • クビにならない
  • 転勤がない
  • 仕事はつまらない
  • スキルは身につかない
  • 市場価値が無く、転職ができない
民間企業に入ったら…
  • 残業が多い
  • 頑張らないと給料カットになる
  • クビになる
  • 転勤がある
  • 仕事のやりがいがある
  • スキルが身に付く
  • 市場価値を上げて、転職やキャリアアップに有利になる

こんな感じで、それぞれのメリットとデメリットを見比べて、悩んだり迷ったりしているのではないでしょうか。

ちち

私も就活の時、迷いまくっていました。

でも一旦立ち止まって考えてみてください。

  • 両方の仕事の全てを知っているでしょうか?
  • 公務員は楽そう、というイメージだけで考えていませんか?
  • 本当に民間企業では簡単に人がクビになると思いますか?

“公務員のイメージ” “民間のイメージ” は、現実と全く違います。

学生時代にアクセスできる社会人の情報は限られています

残念ながら全てを正しく知ることはできません。

ちち

公務員と民間企業、両方経験している私も、学生時代に持っていたイメージと現実は全然違っていました。

こんなに違った…! 公務員編

残業している人、大勢います。

公務員といえば、

定時で帰れて、趣味や自由な時間に多くの時間が割ける!

…というイメージがありませんか?



残念ながら現実は、

残業している人は大勢います。残業の無い部署など見たことありません

公務員は、税金を仕事の財源としていて、予算に上限もあります。

何が言いたいかというと、サービスが優先で職場環境にはお金がかけられないということです。

内部ではデジタル化が想像より進んでおらず、何度も同じ用紙を手書きするなど非効率な場面が多いです。

また、昼間は窓口や電話の対応に追われてしまい、事務仕事は定時後に片付けることもよくあります。

そうなんだ…!
窓口が終われば仕事は終わり、なんだと思っていた。

ちち

私も学生の頃はそう思っていました。
実際にはサービスを維持・向上するために、ほかにもたくさんの仕事があります。実は結構、忙しいんですね。

土日祝が休みの部署は、ほんの一握りです。

公務員になったら、

土日や祝日は絶対に休み!

だと思っていませんか?



現実はこうです…

選挙対応、災害対応、土日開庁、イベント対応…など、土日の出勤はむしろ多いです

ちち

経験上、休日出勤がある部署のほうが多かったです。

かつお

そ、そうなのか…

ちち

公務員と民間企業の両方を経験した身としては、業種を選べば民間企業のほうがよっぽど土日祝が休みのところが多いと思います。

実際に経験した例を以下に示します。

休日出勤例(地方公務員)
  • 税金の確定時期:住民税を担当する部署は4月頃に2週間休み無しで出勤
  • 窓口が混み合う時期:入学や異動が多い3〜4月は、土日休み返上で事務作業
  • イベントがある日:観光や政策に関わる部署は、土日のイベントは基本出勤
  • 選挙がある時期:担当部署は2ヶ月前後休み無し、ほかの職員も選挙当日(原則日曜)は出勤
  • 災害時:避難所運営のため土日祝関係なく出勤。災害対策の部署は当日呼び出しも有。

・・・etc.

これだけ見ると、結構大変そうに思えませんか?

かつお

確かに、、もっとのんびりしてるんだと思ってた。。

ちち

住民や国民の生活を守るための業務に、休日かどうかは関係ない、ということですね。ある意味…身を削る覚悟が必要です。


以下の記事にも休日出勤のことを書いていますので、あわせてぜひご覧ください。

クビにならない、は正確にはウソです。

滅多にないですが、制度上は公務員でも懲戒解雇等のクビが存在します。

公務員にも制度上、懲戒解雇がある

かつお

なんと…
じゃあせっかく入ったのにクビになることもあるんだ…

ちち

簡単にクビにされるわけではもちろんありません。
でも実際にクビになった人を見たことはあります。

反対に、民間企業では簡単にクビになるのか、というとそんなことはありません。

日本では労働基準法の定め等で、企業は簡単に労働者を解雇することはできません

ちち

公務員と民間企業、両方の経験から言うと、

クビになるかどうか(雇用が安定しているかどうか)については公務員でも民間企業でもあまり変わりはありません。

かつお

民間企業だからと言って、簡単にクビになるわけではないんだね。

転勤も…あります。

公務員になれば、

転勤がないからライフステージなどにあわせたライフプランがしやすい!

と、思いますよね…。



実は、転勤の可能性もあります

公務員でも転勤はあります

例えば東京都は島に配属になる可能性があります。

管轄エリア外に出張所があって、転居を伴う異動がある自治体もあります。

ちち

私は地方公務員でしたが、国家公務員は全国や海外にも拠点などがあるはずなので、尚更転勤があるのだと思います。

かつお

結構大変なんだなぁ、、


次は民間企業について、見ていきましょう!

こんなに違った…! 民間企業編

民間企業 = 残業が多い ではありません。

民間企業に入ると、

企業や自分の成績のために身を粉にして働かないといけないから、残業が多いはず。

とイメージしていませんか?



それは真実ではありません。

ちち

私は民間企業への転職後のほうが残業が少ないです。

公務員時代は、

余計な電話、

形だけの会議、

関係部署への儀礼的な調整、…

などが膨大で、残業まみれでした。

早くても20時前、遅いと終電ギリギリまで、というのも珍しくありません。

一方、民間企業では、残業もコストになります。

なので「これは無駄だからやめよう」という判断も早いです。

これによって余計な残業が少なくスムーズに業務に当たれることも多いです。


ちち

とはいえ、この辺りは組織にもよりますので、

大学などのキャリア支援就活アプリ新卒就活エージェント企業からのスカウトが届くなどを駆使して、たくさんの情報に触れてみることも大切です!

登録や相談は無料なので、まずは気軽に覗いてみるのもおすすめです!

民間企業 = 給料カット、でもありません。

民間企業では、

営業成績などによって、給料が減らされたりする。

と思っていませんか?



これも真実ではありません。



給料を減らされるというのは余程のことです。

きちんとした理由もなしに減らされることはありません。

ちち

会社と従業員は雇用契約を結んでいます。この契約で給料の金額も決まっており、企業が一方的に減給を言い渡すことはできないのです。

かつお

そうなんだ!安心だね。

ちち

そもそも揉め事が起きないように結ぶのが契約ですからね。

減給自体は違法ではないのですが、会社側でも減給に足る根拠が必要です。

何回注意しても取引先との打ち合わせに遅刻してくるとか、会社のお金を使い込んでしまったとか…

聞いただけでも「いやいや、それはダメだろう」となりませんか?

その前に気づけたり人事評価で注意されたりするのが普通ですので、安心して大丈夫です。

民間企業も、簡単にクビにはできません。

少しだけ前述しましたが、

日本では労働基準法の定め等で、企業は簡単に労働者を解雇することはできません

なので、民間企業だからといって簡単にクビになるわけではありません。

ちち

逆に、公務員は国家公務員法・地方公務員法が適用されるため、労働基準法の適用外です。このため、法的には懲戒解雇などは民間企業よりしやすくなっています。

かつお

そうなのか…何を優先したらよいか悩むなぁ。

ちち

自分にとって
・どんな場所が向いているのか
・何がしたいのか

悩んだときには大学などのキャリア支援就活アプリ新卒就活エージェント企業からのスカウトが届くなどで相談や情報収集してみるのもよいかもしれません。

ひとりで抱えていても解決できないことも多いですからね。

民間企業だからといって、転勤があるわけではありません。

民間企業だと、

会社の都合ですぐに転勤させられるのでは…?

と思っていませんか?

ちち

かつて大学生だった私もそうで、「民間企業だと転勤で住む場所を自分で選べない」と思い込んでいました。

でも実際は、

民間企業 ≠ 転勤

です!

民間企業にとっては、転勤や異動もコストです。

意味もなく転勤を繰り返すような企業はありません。

ちち

例えば、銀行員は転勤がありますが、意味もなくやっているわけではなく、融資先との癒着を防ぐために行われているものです。



また、転勤のない民間企業もたくさんあります

例えば、

営業所の多い企業や、物流などで拠点が必要な企業などは、全国転勤かもしれませんね。

反対に、拠点が少ない企業や、ITなどで在庫を抱えにくい企業は、転勤が無いことも多いはずです。

ちち

実際、私が勤めていたIT企業も、在庫を抱えていなかったことから転勤はありませんでした。


どうでしょうか?イメージと違うもの、あったのではないでしょうか。

間違ったイメージだけで就職先を選ぶのは危険です。

ちち

私も、新卒で公務員になりましたが、イメージとのギャップに納得できず、民間企業に転職しています。

新卒は、初めて社会人として仕事に就く一生に一度の機会

せっかくなら納得できる仕事がしたいですよね!

そのためには、「自分の価値観(何を大切にしたいか)」を知る必要があります

最後にそのヒントを綴ります。

「自分の価値観(何を大事にしたいか)」を知ろう!

価値観は人それぞれです。

自分にとって何が大切かを考えてみましょう。

例えば!
  • 多くの友達と集まるより少ない人数 or ひとりで遊ぶ方が好き
    ⇒ みんなで作り上げる仕事より、個人でできる仕事のほうが向いているかも。
  • インドアよりもアウトドア派である
    ⇒ 座ってする事務仕事より、旅行代理店などの移動の多い仕事のほうが向いているかも。
  • 物事はきっちり整理されていないと気持ち悪い
    ⇒ 整理よりも結果を求める民間企業より、ミスなくこなす公務員のほうが向いているかも。
  • 大切なのはプロセスよりも結果だ
    ⇒ きっちりこなすべき公務員よりも、結果にコミットできる民間企業のほうが向いているかも。

…etc.

また、就活アプリ新卒就活エージェント企業からのスカウトが届くのようなサービスも、自分が考えてもいなかった企業に出会うきっかけにもなります。

ちち

情報収集などはツールを駆使して、自分のやりたいことや大切にしたいことを見つけていきましょう!

まとめ:価値観に照らして、自分が何をやりたいのか明確にしよう!

自分の価値観がわかったら、自分のやりたい方向が見えてくると思います。

例えば、

利益や能力追求よりも人々のためになることが好き → 公務員
能力アップや世の中が前進する仕組みに携わりたい → 民間企業

という選び方もできるかもしれませんね。


ちち

私は新卒で公務員になりましたが、自分自身の価値観を見つめ直してスキルアップのために民間企業へ転職しています。
学生時代にもっと自分自身の価値観と向き合っておけば、ミスマッチを防げたと思います。

価値観と向き合うには、就活アプリなどを使って自己分析に役立つ適正テストに取り組んだり就活生同士で情報交換をしたりするのがおすすめです!

新卒就活エージェント企業からのスカウトが届くなどに登録しておいて、まだ見ぬ企業と出会えるチャンスを増やしておくのもよいかもしれません。

皆さんが自分自身の価値観と出会えることを応援しています!


公務員と民間企業の比較就活の必勝法 はこちらもおすすめ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30歳でサビ残100h/月の公務員から残業10h未満の大手IT企業に転職し、年収2倍(360→750万)を達成。
社員数10,000人を超える大手IT企業のコンプラ教育や採用面接官を経験して独立。転職で世界が変わった実体験をもとに、キャリアに悩む方々の道標となる情報を発信しています。

「大丈夫。あなたもきっと、うまくいきます!」

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次