※本記事は、広告主様とのタイアップを含みます。
転職が頭をよぎってググりまくってるあなた。こちらの私の渾身の記事もどうか読んでみてください!
ググって出てくる記事って何個も転職エージェントを羅列してあるだけで、結局どれがいいのか、よくわからなくないですか…?
しかも上位に来るのは某大手転職サイトの記事。「そりゃ自分のところを勧めてくるでしょうよ」という内容ばかり…
ここでは実際に転職で結果を出した私のおすすめだけを掲載していますので、本当は全部登録してもらいたいところですが(笑)、ぜひこの情報を元に、あなたに合った転職エージェントを見つけてくださいね!
公務員か、民間企業か。
現職への不満、給料を上げたい…そう思って転職が頭に浮かび、少しググると、
公務員からの転職は給料が下がる。
公務員は決められたことだけやっているから使えない。
民間から公務員に転職するのは余裕。でも公務員は民間では通用しない。
こんな情報にすぐ出会います。
この情報って本当なのでしょうか?本当に公務員から民間企業に転職した人が言ってるんですかね?
実際問題、私は民間企業で公務員から転職してきた人をあまり見ていません。
そして普通の地方公務員だった私でも、民間企業に転職して通用しないとは感じません。
逆に民間企業でも「正直この人はあんまり…」と思うようなイマイチな人もたくさんいました。
これだけは言えます。
輝かしい学歴でもなければビジネス経験もなかった私でも、公務員から民間企業に転職して普通に活躍できるので、以下の情報は大嘘です。
公務員からの転職は給料が下がる。 ←大嘘
公務員は決められたことだけやっているから使えない。 ←大嘘
民間から公務員に転職するのは余裕。でも公務員は民間では通用しない。 ←大嘘
とはいえ、筆者も公務員から民間企業への転職を考え始めた当時、もちろん頭を悩ませました。
民間企業にチャレンジしたいけど、公務員からの民間企業への転職はやっぱり難しい…?
この不安に毎日追われていた私は、
公務員 民間企業 比較
公務員 民間企業 転職
公務員 民間企業 厳しい
毎朝、毎晩、…、こんなキーワードで検索し続ける日々でした。
同じサイトを何回も何回も見ていました笑
似た境遇の方もいるかもしれませんね。
大手の転職サイトの記事や諸先輩のブログを読んでは、安心したり不安になったり…
動き出そうかと転職サイトや転職エージェントに登録してみようかと思うものの、
じゃあいきなり登録しよう、と思うまでには…少しハードルがありますよね。
わかります。人生の大きな選択ですから。
なのでこの記事では、公務員と民間企業それぞれのメリットとデメリットを、実際に公務員にも民間企業にも所属した私の実経験を交えながら解説していきます。
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筆者の実体験をもとに、公務員と民間企業のメリットとデメリットを共有!
いきなり転職に向けて動きだすのはハードルが高い…
もう少し情報が集まってから決めたい…
という方も多いはず。私も本当にそうでしたから。
そこで、私の公務員と民間企業、それぞれの実体験をもとに、公務員と民間企業のメリットとデメリットを共有します。
みなさんのキャリアアップのお役に立てましたら幸いです。
【公務員】メリット
- 人生に役立つ法律の知識が身に付く。
- 業績によるボーナスカットや減給がない。
- 産休育休制度が手厚い。
自分のやりたい仕事やスキルアップよりも、与えられた業務を淡々とこなすことが公務員には求められます。
大卒で都内勤務であれば、給料は民間企業のほうが良いと感じます。私は30歳で各種手当込みでも手取り22万円程でした。組織にもよりますが、40歳で手取りが28万円前後のイメージです。
また、残業や土日出勤は意外と多く、プライベートが特別取りやすいわけでは無いです。
手当もどんどん廃止や縮小されているので、「楽さ」や「高待遇」だけを求めて公務員になるのは避けたほうが良いですね。
人生に役立つ法律の知識が身に付く。
公務で触れる法律は多岐に渡り、日常生活や民間企業では関わることのない役立つ知識が身につきます。
- 地方税法 ⇒ 住民税や固定資産税の徴収額や計算方法、徴収時期などの仕組みがわかる
- 国民年金法 ⇒ 年金の支給額や支給年齢などの仕組みがわかる
- 子ども・子育て支援法 ⇒ 児童手当や保育所などの仕組みがわかる
年金…子育て…生きるうえで役立つ知識だね!
税金や年金は、日本国民として暮らす以上避けて通れないものです。 子育てなど、ライフステージの変化に関連するものもあり、自分の人生にとても役立つ知識が身に付きます。 節税にも役立つでしょう。
ただし、配属される部署によって関連する法律は違うため、欲しい知識が短期間で全て身に付くわけではないことには注意です。
業績によるボーナスカットや減給がない。
公務員は利益追求ではなく、公共の福祉に貢献することを目的としています。 このため、業績を上げるという考え方はなく、業績の上がり下がりによるボーナスカットや減給はありません。 ただ、昨今の公共団体の財政状況は決して潤沢ではありません。 組織によってはそもそもボーナスが存在しないところもあります。 また、勤務態度次第では減給もありえる制度なので、当たり前ですが適当に働いて許されるわけではありません。
産休育休制度が手厚い。
最近は民間企業の福利厚生も充実しており、公務員と民間企業の両方を経験した身としては、各種手当には大きな差はありません。大手ならむしろ民間企業の方が高待遇な場合もあると思います。
ですが、産休育休制度は公務員のほうが手厚いです。
〈産休〉
項目 | 公務員 | 民間企業 |
---|---|---|
取得可能期間 | 出産予定日の8週間(多胎妊娠の場合は14週間)前から出産後8週間まで | 出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合は14週間)前から出産後8週間まで |
給料支払 | 全額支払い (通勤手当は支払われない) | 原則、支払い無し (健康保険に加入している場合は、産休手当(出産手当金)の受給が可能) |
関連法令 | 国家公務員の育児休業等に関する法律 地方公務員の育児休業等に関する法律 | 労働基準法 |
〈育休〉
項目 | 公務員 | 民間企業 |
---|---|---|
取得可能期間 | 産後から最大3年間 (産後から子どもが3歳の誕生日を迎える前日まで) | 原則、産後1年まで (労働基準法に定める条件を満たす場合、最大2年まで延長可能) |
給料支払 | 支払い無し (共済組合から、育児休業手当金の支給有) | 支払い無し (雇用保険から育児休業給付金の支給有) |
関連法令 | 国家公務員の育児休業等に関する法律 地方公務員の育児休業等に関する法律 | 労働基準法 雇用保険法 |
産休、育休ともに取得可能期間が公務員の方が長いです。 また、公務員は産休中にも給料が全額支払われます。 民間企業では給料の支払いがないため、健康保険に加入している場合は産休手当(出産手当金)の受給が可能ですが、給料(厳密には平均標準報酬日額)の2/3の金額になります。
産休中、公務員の場合は普段と同じ金額が毎月入ってくるんだね。
【公務員】デメリット
- 形骸化して目的や背景がよくわからない業務が多い。
- 若いうちは給料が安く、年功序列で劇的な給料アップも見込めない。
- 選挙、災害対応、土日開庁、イベントなどで、休日出勤や残業が多い。
- 残業代が全額支給されない/振替休日がうやむやになることも多い。
- 住居手当等は廃止や縮小傾向にある。
形骸化して目的や背景がよくわからない業務が多い。
行政組織は歴史が長いことが多いです。市政施行100周年以上の自治体などもあるでしょう。 長年積み上げてきた組織のやり方や文化を変えることは容易ではありません。 このため前例踏襲・事なかれ主義・謎の伝統…が蔓延しています。
- 「昔からそう」
- 「理由はわからないが、Wordの文字の大きさは##pt、余白は〇〇でないといけない」
- 「システム上も稟議をまわすが、印刷して上司に決裁をお願いしにいくのが礼儀」
- 「新人は30分前に職場に着いて、掃除や窓拭きをするのが慣例」
『なんでこんなことやってるんだろう…』『こうしたらもっと早いのに…』という疑問や改善マインドはあまり理解してもらえません。
7年間携わった身としては、公務員は法令に則った業務が多く、やり方や繁忙期のコントロールが難しい場合もあります。人々の生活に直結する事業も多いため、一概に早さが全てではない場合ももちろんあります。
ただ、目的や背景がよくわからないことに1日の時間を結構取られてしまうのは個人的には辛かったですね。
自分のやりたい仕事やスキルアップよりも、与えられた業務を淡々とこなすことが公務員には求められます。
若いうちは給料が安く、年功序列で劇的な給料アップも見込めない。
高給取りのイメージだったから意外…!
具体的にはどんな感じなのかな?
地方公務員の給与は、総務省実施の地方公務員給与実態調査で公表されています。同じように国家公務員のものもありますが、地方公務員の給与は国家公務員に準じているため、ほとんど同じです。
さて、まずは全職種の平均値です。
恐らく、世の中では下表の情報だけがひとり歩きしていて、「公務員は高給取り」というイメージがついているのだと思います。
〈令和4年 全地方公共団体 平均年齢、平均給料月額及び平均手当月額〉
項目 | 内容 | ソース |
---|---|---|
平均年齢 | 41.8歳 | 総務省 令和4年地方公務員の給与実態 調査結果 第3表 職種別、年齢別職員数 全地方公共団体の令和4年の数値 |
平均給料月額 | 339,608円 | 総務省 令和4年地方公務員の給与実態 調査結果 第5表 職種別職員の平均給与額 全職種の令和4年の数値 |
平均手当月額 | 94,733円 | 総務省 令和4年地方公務員の給与実態 調査結果 第5表 職種別職員の平均給与額 全職種の令和4年の数値 |
これだけ見ると、42歳で年収500万円弱になりそうだね。
この数字をどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、あくまでも平均です。また、給料額なので手取りではありません。
公務員は法に触れたり内規に逆らったりしない限りは、原則身分を失わず(クビにならず)、離職率も低いため、職員の高齢化が進んでいます。
平均手当額ですが、警察や消防などの夜勤手当や危険手当、その他残業手当なども含んでいますので、全ての職種で毎月8万円追加で手当が貰えるわけではありません。
一般行政職(いわゆる自治体)では、残業手当の比率が高いです。もし残業の少ない部署や、そもそも予算が無くて残業代の支払いができない組織に所属している場合には、42歳でも年収は平均以下となります。
さらに、年代別にも見てみましょう。
〈令和4年 一般行政職・全学歴 年齢別平均給料月額〉
年代 | 平均給与月額 |
---|---|
18〜19歳 | 約15万円 |
20〜23歳 | 約18万円 |
24〜27歳 | 約20万円 |
28〜31歳 | 約23万円 |
32〜35歳 | 約26万円 |
36〜39歳 | 約29万円 |
40〜43歳 | 約33万円 |
44〜47歳 | 約36万円 |
48〜51歳 | 約38万円 |
52〜55歳 | 約39万円 |
56〜59歳 | 約40万円 |
実際には、上記に諸手当が足された額が給料の総支給額になります。
(※手取りではなく収入額です)
この記事では “若いうち” としていますが、だいたい平均年齢以下ということで、40歳未満を仮に “若いうち” としてみましょう。
公務員の経験上、"若いうち" は未婚の方も多く、実家暮らしの方もいますので手当額は少し低めになりがちです。
平均手当月額より少なく、6万円を40歳未満の方の月々の手当額と仮定しましょう。
すると下記のようになります。
- 18〜19歳 ⇒ 総支給額:15万円+6万円=21万円 手取り見込み:約16〜17万円
- 20〜23歳 ⇒ 総支給額:18万円+6万円=24万円 手取り見込み:約18〜19万円
- 24〜27歳 ⇒ 総支給額:20万円+6万円=26万円 手取り見込み:約20〜21万円
- 28〜31歳 ⇒ 総支給額:23万円+6万円=29万円 手取り見込み:約23〜24万円
- 32〜35歳 ⇒ 総支給額:26万円+6万円=32万円 手取り見込み:約25〜26万円
- 36〜39歳 ⇒ 総支給額:29万円+6万円=35万円 手取り見込み:約28〜29万円
※手取り見込みは、健康保険料、国民年金、厚生年金、住民税、源泉税、その他公務員ならではの人事・厚生事務組合費等の天引き後の額を想定しています。
私は令和2年度が最後の公務員時代ですが、30歳で月の手取りが22万円ぐらいでした。
私の経験上、大卒スコープ(20〜23歳)の手取り見込みが約18〜19万円というのは、都内での暮らしにはちょっと少なめだと思います。
私はまさにその状況で、家賃や食費を切り詰めて生活していました。
公務員の給料は、法令で定める給料表のとおりに支払われます。 この表が、年齢とともに金額が上がる仕組みになっているため、制度からして年功序列になっています。 このため、若いうちに頑張ったからといって劇的な給料アップは見込めません。
どう捉えるかは人それぞれですが、私には結構ストレスでした。
近くの半分寝ているロクにPCも使えないような人のほうが、先輩というだけで高給でしたから。
私はその後、30歳で公務員からの転職で手取り40万円弱になりましたので、転職での給料アップは公務員にも可能です。
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選挙、災害対応、土日開庁、イベントなどで、休日出勤や残業が多い。
これも意外かもしれません。 「公務員(特にお役所)は、土日が絶対に休みで、残業も無い」というイメージはありませんか? 実はお役所でも、選挙、災害対応、土日開庁、イベント対応などで土日の出勤はよくあります。 経験上、土日出勤はある部署のほうが多いと思います。
イベントについては、運営主体が外部団体であるものも多いですが、関係性上、結局丸投げというわけにはいかず、何人かは出勤して一緒に運営にあたる場合がほとんどです。
また、選挙や災害対応の際は、所属部署は関係なく、かなりの数の職員が出勤になります。
仮に税金を担当する部署の職員でも、台風などの災害時などは出動し、泊まり込みで避難所運営にあたります。
台風などはいつでも避難所を開けられるようにしていないといけないため、大きな台風が通る予報が出た時点で避難所での待機が確定します。夏場は毎週、避難所運営が起こることもありました。
選挙は、朝6〜7時台には集合し、投票所運営後、開票作業は日付が変わるまで実施になることもあります。
勤務時間は通しで18〜20時間に及びます。
結構大変なんだなぁ…。
想像しているより土日の勤務が多くて、意外とプライベートの時間は取れないと感じていました。
そして…残業は普通にあります。
基本的にデジタル化も進んでおらず、昼間は窓口や電話の対応に追われてしまうので、PCを使った仕事は定時後に片付けることも非常に多いです。
私は、2年間ずっと毎月の残業が100時間を超え続けている(※)時期がありました。
※公務員は労働基準法の適用外なので、法律違反ではありません。
私個人としては、民間企業への転職後、休日出勤はなくなり、残業もかなり減りました。
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残業代が全額支給されない/振替休日がうやむやになることも多い
公務員はデジタル化が進まないうちに、人数の多かった世代がどんどん退職しているため、人手不足です。 また、求められるサービスがどんどん増えるため財政難の組織も多く、予算は決して潤沢ではありません。 このため、予算に上限があって残業代が全額支給されない(できない)こともあります。 また、人手不足のため休日出勤分の振替を平日に取るわけにいかず、取得できないまま流れてしまうこともあります。
制度や予算の都合上、振替休日を給与払いに変更することは難しいことが多いので…休日出勤分は代わりの休みもお金ももらえず、うやむやになる場合も…
私も残念ながら、残業代は全額は支給されていませんでした。
公務員は労働基準法の適用外なので、労働時間や休暇取得に関する仕組みや上司の意識が結構曖昧です。
「忙しいことも慣例」になっている場合も多く、仕方がないことだとして片付けられている節もありました。
もちろん、組織や部署、上司によって事情やルール、タイプが違うので、全てそうではありませんよ。
住居手当等は廃止や縮小傾向にある。
前述と関連しますが、今の行政は求められるサービスはどんどん増える一方、予算は決して潤沢ではありません。 このため、残念ながら手当は廃止や縮小傾向です。 今ある手当も、10年後、20年後にもそのまま存在しているかはわかりません。
私が勤めていた組織でも、7年の間に住居手当が上限1万円から上限5千円に変わり、元々全員が対象だったのが35歳を超えた職員が対象外となりました。今は手当ごと無くなったそうです。
最近は勤勉手当(いわゆるボーナス)が予算不足により支給されない組織もあると聞きます。
【公務員】その他、メリットともデメリットとも言えること
- ルーティンワークも多く、覚えてしまえば業務の難易度は高くない。
- 何年かに1度の異動で担当業務が大きく変わる。
公務員と民間企業、両方を経験してみて、公務員は法令に則った業務が多いという性質上、やはり毎年繰り返すルーティンワークが多いです。 覚えてしまえば毎年同じようにやればよい反面、スキルアップにはつながらないですね。 また、何年かに1度の移動によって、業務が大きく変わります。 福祉関連の部署から税金関連の部署に行くこともありますし、高齢者支援関連の部署から子育て支援関連の部署に行くこともあります。 「自分には向いていないな」と思う部署にいても、「ずっとこの仕事がしたい」と思う部署にいても、関係なく大体3〜6年で異動しますので、自分にとって居心地のよい部署になることもあれば、大変な部署になることもあります。
さて、ここからは元地方公務員で現在大手IT企業に勤める私が思う民間企業のメリットとデメリットを紹介します。
【民間企業】メリット
- 目的や背景がはっきりしている業務が多い。(公務員と比べて)
- 若いうちから高給取りを目指せる。自分の頑張り次第で給料アップも見込める。
- いわゆるブラック企業を除けば、無駄な残業や休日出勤は無く、残業代も支払われる。
目的や背景に照らして、自分で考えて仕事に取り組むことが民間企業では求められます。これがスキルアップにつながりますね。
大卒であれば、給料は民間企業のほうが良いと感じます。私は30歳の転職時点で手取り40万円弱になりました。会社や個人の業績や勤続年数による給料アップも大きいと思います。ただし、企業や業界にもよるので注意が必要ですね。
そして最近は民間企業の福利厚生も充実してきており、意外にも各種手当は公務員と大差ありません。大手ならむしろ民間企業の方が高待遇な場合もあると思います。
プライベートも十分確保可能で、私は土日出勤が少ない分むしろワークライフバランスは民間企業のほうが向上しました。
目的や背景がはっきりしている業務が多い。(公務員と比べて)
個人的には、転職によって仕事がしやすくなり、残業も減った1番の要因はこれだと感じます。
民間企業は利益を上げて事業を存続しています。 余計なことをしている場合ではなく、当然、各業務の目的や背景がはっきりしています。 このため、公務員と比べると無駄な仕事がかなり少ないと思います。 ミッションが明確な分「目的を達成するにはどうすればよいか」を考えやすく、本質に集中することができます。 自分で考えた分、自分のスキルアップや成長につながります。
「本質に集中できる」というのはとっても魅力的!
無駄な仕事が少ないことで、集中して前進できている実感が湧きます。
私は自分がスキルを身につけたかった業務に就くことができて、日々前向きに取り組むことができています。
若いうちから高給取りを目指せる。自分の頑張り次第で給料アップも見込める。
民間企業では、若いうちの給料が公務員より高いことも多いです。 自分の頑張り次第で給料アップも見込め、高給取りを目指すことも可能です。
私は新卒で公務員になり手取り17万でしたが、周りの民間企業に入った友人たちは新卒で手取り20〜24万円の人ばかりでした。
今では出世を重ね、すでに管理職で年収1,000万超えという友人もいます。
もちろん企業にもよるとは思いますが、大卒であれば1回の報酬は民間企業のほうが高い傾向にあると思います。
毎月の給料が多いと、より趣味や勉強に使えそうでいいね!
ただし、企業や業界にもよるので注意が必要です!
私は後悔しないように、転職エージェントに希望の給料を伝えて、先方とも交渉してもらっていました。
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いわゆるブラック企業を除けば、無駄な残業や休日出勤が無い。
民間企業では人件費もコストになるので、昨今は無駄な残業は避ける傾向にあると思います。
私が公務員として働いていた組織はコスト意識が低く、余計な電話…形だけの会議…関係部署への儀礼的な調整…などが膨大で、残業まみれでした。
一方、民間企業では「これは無駄だからやめよう」という判断が早く、無駄な仕事をせずにスムーズに業務に当たることが出来ています。
前述のとおり、公務員では長く積み上げてきたやり方や文化を変えることは容易ではありません。
民間企業では改善が求められる場合が多くむしろ歓迎されるので、かなり無駄な業務は少ないです。
(企業にもよるとは思いますが)
【民間企業】デメリット
- 会社の都合で急な仕事が発生しやすい。
- 育休産休制度は公務員より手厚くない。
- 会社や自分の業績によって、給料やボーナスカットの可能性がある。
会社の都合で急な仕事が発生しやすい。
会社の都合での急な業務が公務員と比べると発生しやすく、バタバタする印象です。 優先順位の見直しや周りのメンバーとの協力も必要で、常に考え続けることが求められます。
利益を追求する以上、会社として必要なミッションや業務は、公務員よりも発生しやすいのだと思います。
育休産休制度は公務員より手厚くない。
これは公務員のメリットの裏返しだね。
そうです!
詳しくは下記リンクをご参照ください。
会社や自分の業績によって、給料やボーナスカットの可能性がある。
私は経験していないですが、自分や会社都合による給料やボーナスのカットの可能性は公務員よりは高いと思います。
ただ、民間企業の社員は労働基準法で守られているため、理不尽に扱うことは会社にとってもリスクです。
このため、不当な減給やボーナスカットは、昨今減っているとは思います。
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【民間企業】メリットともデメリットとも言えること
- 仕事に決まった型があるわけではなく、自分で考えて仕事をする必要がある。(公務員と比べて)
目的や背景に照らして、自分で考えて仕事に取り組むことが民間企業では求められます。 これがスキルアップにつながる一方、大変だと感じることもあるかもしれません。
【民間企業】その他
最近は民間企業の福利厚生も充実してきており、各種手当などは公務員と大差無い。
大手ならむしろ民間企業の方が高待遇な場合も。
意外…!
意外に思う方も多いのではないでしょうか。 最近は民間企業の福利厚生も充実してきており、意外にも各種手当などは公務員と大差ありません。 大手ならむしろ民間企業の方が高待遇な場合もあると思います。
簡単に私の場合を比較してみました。
項目 | 公務員 | 民間企業 |
---|---|---|
時間外手当 (残業代) | 原則、全額支給 ※ただし、予算不足等により一部/全額を申請出来ない場合有り。 | 原則、全額支給 ※見込残業等の制度の企業も有り。未払いは労働基準法違反。 |
住居手当 | 現在は無し (当時は5,000円/月) | 無し (その分給与に反映) |
通勤手当 | 上限50,000円/月 | 原則、全額支給 |
扶養手当 | 3,000円/月 | 10,000円/月 |
Flex勤務 | 不可 | 希望日に可(コアタイム有) |
リモートワーク制度 | 不可 | 希望日に可 |
上記は一部ですが、私の場合は全体的に民間企業への転職後のほうが待遇が良くなりました。
この情報が皆さんの転職活動のお役に立つことを願っています。
どちらにすべきか迷っているあなたは、成功まであと一歩です。
この記事の情報で、あなたの今後のキャリアのハードルが下がることを願っています!
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自分一人で悩むよりも、プロの目線を取り入れて、成功する転職を目指しましょう。
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